人が地球に生きる上で、最初に考えるべきは重力の影響です。
地球上では、誰もが重力を受け、どんな姿勢をとっても体の一部は地に接しています。
立位では、両足で体を支えています。
この時、両足で作られる軸ができます。
この軸を立位の「重力バランス軸」と言います。
重力バランス軸は、全身(心と体)のバランスを司る軸で、脳の中で感知されています。
重力バランス軸は、地球の軸( 重力軸)一致している時、心と体は安定しています。
しかし重力バランス軸は脳の状態、脳がキャッチするものの影響を受け、一定でいることはありません。
そして軸がずれると、さまざまなトラブルが引き起こされるのです。
それは体にさまざまなトラブルを引き起こすだけでなく、心へも影響を及ぼします。
この地球で自分らしく生きていくには、まずは重力バランス軸を地球の軸に一致するよう調整できるようになることが大切です。
立位・座位・仰臥位等、12の姿勢における重心バランス軸の解説、調整手順、調整法を実践的に解説した指導書です。
体裁:A4判/364頁
著者:伊東聖鎬
出版社:CW出版
刊行日:2007年6月15日